ダイエット効果が上がる? 牛乳の驚くべき健康効果!
牛乳は子どもの発育のため、学校給食にも取り入れられるほど栄養価が高いものです。
牛乳1杯200mlに含まれるカルシウムは、1日に取るべき量の35%にもなります。それだけでなく、ビタミンA、B2、さらに、健康維持や運度能力向上、美肌効果が期待できる必須アミノ酸も豊富です。これは体の外部からしか取り入れられない栄養素なので、牛乳でぜひ摂取してもらいたいものです。低脂肪乳よりも成分調整牛乳の方が、加工されたものよりも、上質な栄養素が含まれています。
しかし、大人になると、食事に牛乳を合わせて飲むことがなくなり、摂取量が減ってきます。今回は、体やダイエットの時にもぜひ飲んでもらいたい、牛乳の効果についてご紹介します。
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1. ダイエット効果
牛乳に含まれるカルシウムは、脂肪の蓄積を抑制し、体の中に蓄えられた脂肪の燃焼や分解を助ける役割をしています。このため、ダイエット用食品としても非常に有効です。他にも、食欲を減らす効果や、腸内細菌のバランスの改善、コレステロールを下げる、高血圧の予防など、体に与える効果が豊富です。
ダイエットのために牛乳を飲むなら、ウォーキングやジョギングなどの運動をした後、30分以内に飲む事をオススメします。これには、運動で消耗した筋肉のエネルギー回復にもつながり、疲労の蓄積を防ぐ効果もあります。
運動をあまりしない人は、砂糖が大量に入ったジュースやカフェインが多いコーヒーの代わりに、ホットミルクを飲むようにしてみてください。飲みにくい場合は、蜂蜜やジャムなどの自然素材を入れて、健康的な甘みをプラスしましょう。間食をしたいタイミングで牛乳を利用するのも、ダイエットには効果的です。
2. 安眠効果と疲労回復
必須アミノ酸の中には、セロトニンやメラトニンを作り出す物質であるトリプトファンが含まれています。セロトニンは幸せホルモンと呼ばれ、精神を安定させてくれ、感情のバランスを整える効果があります。睡眠ホルモンと呼ばれるメラトニンは眠りに誘うホルモンです。牛乳を飲むことでこの2つのホルモンを摂取でき、自然な眠気を促してくれます。
しかし、眠りにつく寸前に飲むと胃もたれをおこし、逆に眠れなくなってしまいます。眠りにつく1時間前に飲むようにしましょう。質の良い睡眠は、お肌のターンオーバーを整え、ニキビや肌荒れを防ぎます。
ただし、牛乳の成分により菌が繁殖するので、歯磨きはしっかり行いましょう。
3. 腸内環境の改善・美肌効果
牛乳に含まれるビタミンB2には、皮膚や髪、爪、などの細胞の回復効果があり、ビタミンAの抗菌作用と共に体にどんどん取り入れたい成分です。
そのまま牛乳を飲む事が苦手だという人は、リゾットやシチューなどの料理、牛乳かんや牛乳プリンなどのデザートをオススメします。
また、乳糖は腸内の善玉菌の栄養となり、腸内環境を整えます。腸が元気であれば、体のすべての機能がスムーズに流れて行くので、美容効果、健康効果もUPして行きます。
4. 大人の牛乳の適量は?
日本栄養士会によれば、1日に飲む牛乳は200~400mlが適量ということです。もっと飲みたいという人は、脂質などを考え、他の食べ物を制限するなどの方法を取って下さい。体にいいものでも、過剰摂取はぽっちゃりの原因になるので、適度なバランスが大切です。
まとめ
牛乳は、飲む機会が減っている大人こそ飲んだ方が良い飲み物です。「最近疲れがとれない」「寝つきが悪い」という人は、利用しない手はありません。スーパーやコンビニで手軽に買う事もできます。さぁ、今日から牛乳を飲みましょう。
(enJOY Complex編集部)