太りにくい体を作ろう! 1ヶ月で効果を出すダイエット!
たるんだ二の腕、お肉の余ったお腹……そんな姿を鏡で見て、「今すぐ痩せたい!」と思ったり。
一生懸命ダイエットに励んでは何度も失敗してきた、そんな人も少なくないと思います。
今年も腕やお腹が気になって頑張ってみたけれど、ダメだったと思っている人は、もしかしたら、そのダイエットの仕方が間違っているのかもしれません。
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そのダイエット法、大丈夫?
「すぐに痩せたい」と思う人がまず間違うのが、「食べるのを我慢して痩せよとすること」です。
何か一つの食品だけを食べ続けたり、ご飯の量を極端に減らしたりという方法で、確かに、一時的に体重を減らすことはできます。
しかし、偏った食事で必須アミノ酸が不足するために、筋肉量が低下し、少ない摂取カロリーでも活動できるように、体が自然に消費カロリーをおさえるようになります。そのことで基礎代謝が低下します。
結果、一時的に痩せることはできても、体の状態は逆に太りやすくなるのです。
あとでリバウンドした時には、ダイエット前よりも太る上に、さらに痩せにくくなってしまうのです。
「太りにくい体」を目指そう!
そうなると、「食べるのを減らさずに、たくさんカロリーを消費すれば大丈夫だ! 」と考えて、極端に激しい運動で痩せようとする人もいます。
でも、運動の習慣がなかった人が、いきなり激しい運動を取り入れることは危険性も伴います。また、疲れすぎて、日常生活に支障をきたす可能性も。
実は、太りにくい体になるために激しい運動をする必要はありません。1日の消費エネルギーのうちの7割は、基礎代謝です。
まずは、基礎代謝を高めるように行動することが、太りにくい体になるコツです。
そのために必要なのが、眠っている筋肉を目覚めさせること。簡単なことでも充分、筋肉量アップにつながります。
・ パソコンに向かう時やテレビに向かう時に、お腹を引き締めて座る
・ 歩くスピードを速くする
・ 1日の中で行う家事の分量を増やす
・ お風呂に入る時に、鏡を見ながら腹筋を動かす(立ち腹筋)
・ 歯磨きをしながら足踏み(腿上げ)をする
いきなり激しい運動をするのではなく、日常生活の中で無理なくできることからはじめて、コツコツと運動量を増やし、基礎代謝を上げてゆきましょう。
そして、食事は3食きちんと食べます。昼食と夕食の中間の時間であれば、間食もOKです。
約5〜6時間ごとに食べ、寝る前の3時間は食べないことがポイントです。飢餓感を感じると、体はすぐに消費エネルギーを抑えようとします。
これを防ぐために、3食しっかり食べることが重要なのです。活動時間帯が夜遅い人は、夕食を前倒ししてとると良いでしょう。
次に、食事の際に食べる順序を変えてみましょう。
①食物繊維の入ったもの(海藻や野菜)
②たんぱく質の入ったもの(肉・魚・卵など)
③糖質を主成分とするもの(ごはん、パンなど)
の順序で食事をしてみてください。
この順序で食べると、消化吸収を遅らせ、糖質吸収をおさえることができます。言わば「太りにくい食べ方」なのです。
そのうえで、1ヶ月間だけは主食を1食のみ、朝食か昼食だけとることにします。
ただし、男性の場合は体脂肪が30%以上、女性の場合は体脂肪が35%以上の人に限ります。
主食を長期間とらないことは体に大変な負荷をかけるので、1ヶ月以上続けてはいけません。
1ヶ月以内であっても、体調に不調を感じた場合には、すぐに主食抜きをやめてください。
1ヶ月を過ぎたら、主食を1日2食以上に徐々に増やしてゆきましょう。3食主食に戻ったら、太りにくい体の完成です。
このダイエット方法で、もう1ヶ月だけ頑張ってみませんか?
(enJOY Complex編集部)