ニキビの原因になっちゃうかも!? 肌荒れさせないヘアケアのポイント

肌荒れの原因は化粧品だけじゃない!

肌荒れしてしまったとき、まっさきに原因として浮かぶのは化粧品かぶれではないでしょうか。
他にも、食事や生活リズムの乱れなども挙げられます。

ところが、意外に見落としがちなのは、トリートメントやスタイリング剤などのヘアケア製品。
髪をきれいにするはずのアイテムが、肌を荒らす原因になってしまうこともあるのです。

なぜ、ヘアケア製品で肌が荒れる?

傷んだ髪を補修してくれるリンスやトリートメントは、髪にとっては栄養でも、肌にとっては異物。
ヘアトリートメントの成分は、肌にとっては刺激が強いかもしれません。

もちろん、ワックスなどのスタイリング剤は、髪を整えるものであって、肌のためのものではありません。
スタイリング力の強いアイテムは、十分にシャンプーをしないと落ちきらずに肌や髪に残ってしまいます。
髪をまとめるために強い成分が使われているので、敏感肌の人は注意が必要なアイテムです。

これらの成分が、シャワーや汗によって流れ、肌に付着することで、ニキビなど肌荒れの原因の一つになってしまうのです。

ヘアケア製品が原因の肌荒れの見分け方

では、どのような場合にヘアケア製品が原因で肌荒れになっていると考えられるのでしょうか。
目安になるのは、どこが肌荒れしているかということです。

フェイスラインやおでこは髪や毛先が当たりやすく、背中もシャワーで流れたヘアケア成分が付着しやすい箇所です。
食生活や睡眠時間に問題がないのに、これらの箇所が荒れてしまうという場合、ヘアケア製品からの影響を疑ったほうがよさそうです。

心当たりがあれば、一度自分の髪の毛のお手入れの手順ややり方を見直してみてください。

ヘアケアによる肌荒れを防ぐには

背中やフェイスラインの肌荒れは目立ちにくいものの、一度荒れてしまうと治しにくい箇所でもあります。

トラブルが起こる前に予防したいものですね。ヘアケアの成分によって肌荒れしてしまうのを防ぐには、肌に付着させないこと、残さないことです。

肌に付着させない

まず、ヘアケア製品のつけ過ぎを防ぎましょう。トリートメントはついたっぷりつけたくなりますが、肌荒れが気になる場合は最小限の量にとどめてください。

ヘアスタイリング剤は、つけすぎを防ぐため、適正量を美容師さんに教えてもらうようにしましょう。
肌荒れがひどい場合は、顔周りにつけるのを避けたり、ワックスなどを使わなくてもまとまるヘアスタイルにするのもよい対処方法です。

肌に残さない

ヘアケアの成分を肌に残さないためには、シャンプーの際にしっかりとすすぐことが重要です。

シャンプーを髪につける前に、まずはシャワーでよく洗っておきましょう。
2〜3分お湯で流すだけで、髪の汚れの7割が落ち、その後のシャンプーも少ない量でも泡立ちが良くなります。

シャンプーやトリートメント、リンスを流すときも、念入りにすすぐようにしましょう。
目安は、流しながら、長めの歌を一曲歌う程度の時間です。ここで気をつけたいのは、頭だけでなく、背中や胸にも意識してシャワーをあてること。
ここですすぎが足りないと、刺激になる成分を肌に残してしまうことになります。

「髪は女の命」とも言われるように、きれいな髪は美しさの条件ではありますが、念入りなヘアケアが肌荒れの原因になってしまっては本末転倒。

「付着させない」「残さない」。この2つのポイントに気をつけて、ヘアケアをしてくださいね!

(enJOY Complex編集部)

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