タオルが原因!? 肌が荒れたらすぐ確認したい3つのポイント
肌が荒れてしまったとき、まずどんなところを見直していますか?
食生活、ストレスなど色々な原因が考えられますが、ひょっとすると、普段何気なく使っている「肌に触れるアイテム」が原因かもしれません。
タオルやシーツなどのハウスリネンは、一日に何度も、また長い時間、肌に触れていますよね。
これが、スキンケアやメイクに次いで肌に影響を及ぼすのです。使い方によっては肌荒れの原因になりかねません!
どんな点に気をつければよいか、チェックポイントに沿って確認していきましょう。
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1. 肌と摩擦を起こしていないか
濡れた状態の肌を、タオルでごしごしこすってしまっていませんか?
洗顔の際は気をつけているという人でも、とっさの場合はどうでしょうか。
海やジムなどで顔に水分がついた場合、人は無意識のうちに強く拭き取ってしまいがちなので、注意が必要です。
タオルは優しく顔に当て、数秒間そのまま押さえるようにすると、肌に負担をかけず水気をとることができます。
また、寝ているときも油断できません。
睡眠中の人を観察すると、時折シーツに顔をこすりつける動作をしているそうです。
その証拠に、横向きに寝る習慣のある人は、下になる側の肌のほうがより荒れやすいはず。
睡眠時の行動を変えるのは難しいので、寝具のカバーを肌に優しい素材に変えましょう。
枕カバーは特に重要! シルク100%のものであれば、摩擦が起きにくいのでおすすめです。
古くなってごわごわのタオルも、この機会に交換しておきましょう。
タオルであれば、定番の綿のパイル地以外にも、ガーゼ素材などがであれば安心して使えますよ。
2. 衛生面は問題ないか
タオルやシーツは汗や老廃物がつきやすく、湿った状態が長く続くため、雑菌が繁殖しやすくなります。
それらを再び肌に当ててしまうと、せっかくの丁寧な洗顔も台無し! 特に夏場は、こまめな洗濯を心がけてください。
バスタオルはお風呂上がりに使うだけだからと、洗濯をサボってはいないでしょうか。
できれば毎回洗うのが理想的ですが、それができない場合は、顔を拭くためのフェイスタオルを別に用意して、毎回取り替えるのもよいですね。
ハンカチやキッチン、トイレのタオルなど、直接顔に触れないアイテムも同様に清潔に保つようにしましょう。手についた雑菌が、顔にもついてしまいます。
3. 洗剤は肌に合っているか
今使っている洗濯用洗剤は、肌に合ったものでしょうか。
洗剤が生地に残留し、その成分が肌について刺激になってしまうこともあります。
元々敏感肌だったり、肌荒れが長引いている時期には、洗剤を変えてみると改善するかもしれません。
粉せっけんや重曹、セスキ炭酸ソーダなど、合成洗剤以外にも選択肢は多くあります。使い方も難しいものではないので、一度試してみてくださいね。
また、最近は様々な種類の柔軟剤が店頭に並んでいます。気分に合わせて手軽に香りを変えられるので、複数の柔軟剤を使い分けている人もいることでしょう。
ただし、肌荒れ中に使うときは気をつけてください。香りを強くしたいからと、指定の容量以上に入れてしまうのはご法度!
香りが強すぎてスメルハラスメントにつながるだけでなく、必要以上の柔軟剤は肌への刺激になります。
肌荒れが気になる場合は柔軟剤そのものの使用をやめてみることも一つの方法です。
固くなりやすいタオルも、干し方を工夫することで、ある程度ごわつきを防ぐことができますよ。
タオルやシーツはが肌荒れの原因になっていても、なかなか自分では気づきにくいものです。
毎日使うものなので、その積み重ねが肌に影響を及ぼすのであれば、見直す価値はありますよね。
汗をかきやすい季節だからこそ、一度チェックしてみてはいかがでしょうか?
(enJOY Complex編集部)