ちゃんと交換してる?知らないともったいない薄毛と枕カバーの関係

抜け毛が気になってくると、朝起きた時に枕カバーを見るのがコワイもの。
しかし実は枕カバーについた抜け毛よりも、もっと気にしてほしいことがあるのです。

それが「枕」と「枕カバー」。
毎日同じ枕カバーを使っている、枕の高さなんて気にしたことがない、という薄毛男性は、ぜひチェックしてみてください。

画像出典:morguefile.com

枕カバーは毎日交換した方がいい?

枕カバーは、放置しておくと、頭のつく場所が雑菌の宝庫になってしまうことがあります。

直接頭皮と触れるため、頭皮の皮脂と、それを栄養源にしている表皮ブドウ球菌が付着してしまい、菌が繁殖してしまうのです。
毎日使っているカバーをから何ともいえない匂いが漂ってくるのは、枕カバーについている菌が皮脂を分解しているからです。

そのまま放置していると、頭皮を清潔に保てなくなり、頭皮ニキビや肌荒れにつながってしまうこともあります。
そうなると、毛穴が詰まってしまって発毛が阻害されたり、毛根にダメージが出やすくなるため、枕カバーはなるべくこまめに交換しましょう!

枕の高さは血行状態を阻害しない、自分に合ったものを選ぼう

枕カバーだけでなく、枕の高さも薄毛対策にはとても重要。
薄毛の原因の一つに血行不良も挙げられているほど、頭皮の血行はとても大切なのです。

睡眠中は筋肉の緊張がほぐれており、血管も広がって血行が良い状態になります。
ただし、枕の高さが合わないと、血行状態を阻害してしまうのです。

頭皮の血行が阻害されることで、毛髪を育てるための栄養が行き届きにくくなるだけでなく、老廃物の排出などが阻害されてしまうため、育毛に悪影響を及ぼしてしまいます。

特に、首の位置と枕の高さはとても重要。首の頸椎と背筋がまっすぐになるような、立っている時と同じような姿勢をキープできる枕選びが大事になります。

タオルでぴったりな枕の高さを探してみよう

睡眠中、自然な血行の流れをつくるのに理想な首の角度は15度と言われています。

この首の角度が15度かどうかを知るための目安が、横向けに寝た時の顔の角度。横向けに寝た時に、頭頂部からあごまでが地面と水平に保てていれば、首が15度の角度でキープされていると考えてください。

今現在、もし低い枕を使っているなら、タオルで高さを調節してみてください。
血行の流れが良くなり頭皮の血行も改善されやすくなります。

血行を維持するために、寝返りが打ちやすい敷布団・マットを選ぼう

体が沈み込むタイプのやわらかい敷布団やマットは、一見体をいたわってくれ、良さそうに思えるのですが、背骨が曲がって腰に負担をかけすぎてしまうことがあります。

また逆に、固すぎる敷布団やマットは、寝ている時に負担がかかる部位があり、血流が妨げられるため、健康にも頭皮の血行を維持するのにもあまりお勧めできません。

体が2~3センチ沈み込む程度の、ちょうどいい堅さのある敷き布団やマットを選ぶようにしましょう。

枕カバーや枕、寝具に気をつけておくと、薄毛の問題だけでなく、体も気持ちもよい朝を迎えることができます!
ぜひ試してみてくださいね。

<参考URL>
正しい「枕」の条件 : 山田朱織枕研究所

解明!グッスリ眠れる枕の秘密 : ためしてガッテン – NHK

e-ヘルスネット「快眠のためのテクニック -よく眠るために必要な寝具の条件と寝相・寝返りとの関係」

(enJOY Complex編集部)

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