猫っ毛をうまくいかしたヘアケアとアレンジで女子力アップ!

特に薄毛になっている部分があるわけではないのに、全体的にボリューム感がないように感じる、髪が細くてどことなく頼りない感じがする……。

こうした髪のお悩みは、もしかすると猫っ毛が原因かも知れません。
猫っ毛というのは、薄毛という状態ではないのですが、髪が細かったり柔らかかったりすることでボリュームが出づらく、パーマもかけづらいので薄毛のように見えてしまうことがあるのです。

画像出典:Dreamstime.com

猫っ毛とは?

髪1本の太さが0.06㎜以下だと猫っ毛だとされています。ちなみに普通の髪は0.08~0.09㎜程度の太さがあって、太い人だと0.12~0.15㎜ほどです。
髪が細いのでとても柔らかく、その手触りが猫の毛に似ていることから猫っ毛と呼ばれています。

猫っ毛だと同じ本数の髪があっても、1本1本が細いため、全体的にはボリュームが少なく見えます。
このボリューム感の無さが薄毛と勘違いされやすいのです。

女性は男性に比べて薄毛になりにくい体質ですが、猫っ毛については男女の区別がなく、男女それぞれ同じ比率で猫っ毛の人がいます。

猫っ毛は人気

この髪質の人は、髪が細いので触るととても柔らかく、ふわふわとしているので、可愛いと感じる男性は多いようです。

髪の細さゆえにパーマもかかりにくいのですが、だんだん美容技術が進み、かかりやすく、しかも取れにくいパーマもできるようになってきました。

雑誌でも、猫っ毛をいかして、フェミニンな髪型をうまくアレンジしている例をよく見かけます。猫っ毛=女性らしいという図式が一般的に成り立っているようです。

お手入れ、アレンジ術

猫っ毛が可愛いという意見はあるものの、やはり気になるのが薄毛に見えること。
神が細いということはハリがないので、すぐにペタッとしてしまったり、地肌が見えやすくなったりして、これを気にする女性が多いのは事実です。

そこで、まずはシャンプーとトリートメントから工夫しましょう。猫っ毛の人向けのヘアケア用品がたくさん売られているので、こうしたものを使います。
そういったヘアケア用品は、どれもハリとコシを与えるようにできているので、日々のお手入れで髪をシャキッとさせます。

ヘアアイロンは使わず、ドライヤーも最小限にするのもポイントです。マイクロファイバーのヘアキャップをかぶるなどして、極力水分を取ってから乾かしてください。
また、頭を逆さにするような姿勢でドライヤーを当てるのも、髪全体がふんわりとした仕上がりになるので効果的です。

次に、ヘアアレンジ術。頭頂部が気になる方は、整髪の時にその部分を揉むようにして髪をフワッと膨らませてください。
そこにスプレーなどを使って、空間を作ります。髪に空気を含ませるようにするのがコツです。

ジェルやワックスタイプは、その重みで髪の毛がぺたんとなりますから、スプレーを使って仕上げましょう。

(enJOY Complex編集部)

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