「髪を洗った後のドライヤー」間違った使い方が招く薄毛の危険性

薄毛対策の高価なシャンプーやトリートメントを使っているのに、洗髪後にドライヤーのスイッチを「high」や「hot」にして使っている。
そんな方も多いのではないでしょうか。

髪を洗ったらドライヤーで乾かすのは、普通のことのように思われますが、使い方によっては薄毛を促進してしまう危険性があります。

画像出典:http://www.photo-ac.com/main/detail/41657

自然乾燥とドライヤー、どちらが髪の毛に良いの?

ドライヤーが薄毛を促進すると聞くと、「自然乾燥で」と考えたくなりますが、濡れた髪を放っておくと、雑菌やダニが繁殖しやすくなるので、頭皮には良くありません。

菌が繁殖することで肌トラブルが起きると、毛根を支えきれず、毛が抜けやすくなるのです。

また、髪が濡れた状態のまま眠ってしまうと、枕との摩擦を受けやすく、傷ついてゴワゴワになってしまいます。
濡れ髪で眠るのは、髪の毛を一番傷つける行為なので絶対にやめましょう。

自然乾燥と比べると、ドライヤーで乾かすほうが髪には良いと言えます。
大切なのは使い方。
薄毛を進行させないドライヤーの使い方を詳しく見て行きましょう。

ドライヤーの風を「hot」にしない

すぐに乾かしたいからと、一番高い温度にした状態でドライヤーを使う人も多いでしょう。

ドライヤーの温風は、直接当たっているところでは120~140度にもなります。
手のひらですら、長い時間当たり続けることはできません。

髪が耐えうる最高温度は約70度と言われていますので、高温の熱風を当て続けていると、髪がヤケドし、キューティクルを焦がしてつぶしてしまいます。
そうなると、どんな良いトリートメントを使っても、髪の毛をケアすることは難しくなってしまいます。

毎朝髪の毛をセットするのに、ドライヤーを使わないとスタイリングが決まらない人もいるでしょう。
もちろん、毎晩洗髪しているでしょうから、朝晩2回の高熱に髪をさらされることになりますね。

そこで、髪の毛に与えるダメージを少なくする乾かし方として、「低温乾燥」をオススメします。
これは、ドライヤーのスイッチを「Low」にして、弱い風で乾かすやり方です。

時間はかかりますが、丁寧に乾かすことで髪の毛や頭皮にかかる負担は軽減し、髪が傷んだり、抜けすぎることを防ぎます。

「完全に乾かす」まで使わない!

もう一つのポイントが、乾かし過ぎないこと。

しっかり乾かそうと、ドライヤーをかけすぎてしまうと、「ドライヘア」を招き、頭皮の健康を損ないます。
乾き過ぎた髪はタンパク質を失い、パサついて切れやすくなってしまうのです。

ドライヤーは、1割ほどの水分が残っている時に止めましょう。
ほぼ乾いた状態で、ほんのりとした湿り気を感じるくらいがベストの乾かし方です。

「低温ドライヤー」というのも市販されていますので、これを使うのもいいですね。
最初から高温にならなければ、髪が焼ける心配もなく安心して使えます。

薄毛の人に多い細い髪は、熱で焼けやすく、傷つきやすいもの。
髪の毛を健康に育てるためにも、ドライヤーの使い方を見直してみてください。

(enJOY Complex編集部)

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