意外と知らないオイルの違い。 老け予防に役立つオイルはどれ?

髪の毛にハリやコシがなくなってきたので、ヘアケアにオイルをプラスしたり、お肌の乾燥を防いでハリ艶をキープするために、スキンケアにオイルをプラスしている人も多いのではないでしょうか。この時の「オイルの選び方」で迷うことはありませんか?

髪やお肌をしっかりケアするためのオイル。実際のところ、どういう成分がどんなふうに効果があるのか、髪やお肌にいいとされるオイルにはどんなものがあるのか、意外と知らないオイルの種類や違いについてご紹介します。

画像出典:Dreamstime.com

椿油

主に毛先の痛みが気になる時に、ヘアケア用としてよく使われているオイルです。椿油の特徴は、オレイン酸を多く含んでいること。

オレイン酸は酸化しにくい性質があり、劣化しにくいためスキンケア用にも使われることがあります。
椿油に含まれるオレイン酸は人の皮脂にも含まれているため、人の肌や髪になじみやすく、さらには変質しにくい成分なので、髪や頭皮をやさしく保護してくれることに定評があります。

オリーブ油

オリーブ油も椿油と同様、オレイン酸が豊富なオイル。保湿や抗炎症効果がありスキンケアによく使われています。

ただしオリーブ油の場合は、品質によってお肌・髪に期待できる効果が異なる特徴があります。
例えば、オリーブ油の中でも高品質なエクストラ・バージン・オイルには、オレオカンタールという抗炎症・抗酸化作用のある成分が多く含まれています。

よりお肌・髪にいいオイルを選びたいなら、高品質なものを選びましょう。

馬油

動物由来のオイルなのに、なぜか植物に多く含まれる不飽和脂肪酸が多く含まれているのが馬油です。

特に、お肌のバリア機能が高まると言われるα-リノレン酸が豊富。さらに、馬油の飽和脂肪酸・不飽和脂肪酸の構成は人とほぼ同じで、さらに油が溶ける融点が低いため、肌にのせるとすっとなじんで肌に浸透するため、スキンケア用としてよく使われています。

人の肌に近い成分でお肌にやさしいため、赤ちゃんのスキンケアにも使われています。
お肌のカバー力が弱まっている時にお勧めのオイルです。

シアバター

シアーバターノキの種からとれる植物性油脂がシアバター。シアバターの成分はオレイン酸とステアリン酸を含むのが特徴。

ステアリン酸は抗酸化作用がある成分で、お肌の老化防止としてアンチエイジングにシアバターを取り入れている人も多いようです。
馬油と同様、肌なじみがよくお肌を長時間カバーしてくれるメリットがあります。

ミネラルオイル(ワセリン)

お肌が敏感な方やアトピー体質な方に人気があるのが、ミネラルオイル(ワセリン)です。

不純物が少ないため、肌に与えるダメージが少なく、お肌を保護する目的でよく使われています。
ミネラルオイルは肌の内部には浸透せず、ダメージを及ぼしにくいため、肌質を問わずに使えるというメリットがあります。

ヘアケアやスキンケアに使われているオイルはたくさんありますが、その細かい違いがよくわからないことがありますよね。
自分にはどのオイルが合うのか、使いやすいのか、悩んだ時はぜひオイルの違いに注目してみてください。

(enJOY Complex編集部)

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