「胸が大きい=美乳」ではない! 意外と知らない美乳の定義とそのポイント
突然ですが、皆さんにとって「美乳の定義」とは一体どういったものでしょうか。
近年女性誌やテレビなどで特集が組まれることもある美乳ですが、その定義は意外にもあやふやですが、多くの雑誌や女性の言葉を聞いていると、「美乳=胸が大きい」ことではないようです。では、一体どのような胸を「美乳」と呼ぶのでしょうか。
男性はもちろん、女性も意外と知らない美乳の定義に注目してみましょう。
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美乳の定義とは?
結果から申し上げると、「これ」という美乳の定義はありません。
ただ、女性が漠然と抱く美乳のイメージは、「形がいい」「上を向いている」という項目を上げる方が多い傾向にあります。
男性の中には、大きければいいという方もいらっしゃいますが、特に20代後半から30代以上の女性の方は、大きさだけではなく、形などにこだわる傾向があるようです。
その理由は、女性の胸というものが、年々重力に負けてしまうという宿命にあるからではないでしょうか。 30歳を超えると、どうしても胸は垂れてきてしまいます。
特に、出産を経験された方の場合は、どうしても胸が垂れやすくなってしまうこともあります。そういったところが、形にこだわりを持つ方が多い理由なのかもしれません。
実際、2014年に女性誌「anan」が行った「大人の“うっとり美乳”の条件とは? 読者200人アンケート」の結果を見ると、「女性が憧れるバストの条件」として、 「おわんのような丸み」と「上向きのハリ」「左右差のない美しさ」と、主に形に関する内容が、条件として挙がっていることがわかります。
つまり、胸が大きいことが、必ずしも美乳だとは言えないのです。
では、女性が考える美乳を目指すためには、どういったことに気をつける必要があるのでしょうか。
美乳のために気をつけたいこと
1.運動するときはスポーツブラをつける
美乳の条件であるハリや形を保つためには、胸にあるクーパー靭帯を延ばさないよう気をつけることが大切です。
クーパー靭帯は、胸の中にあるコラーゲンでできた部位で、バストの高さに関係することが明らかになっています。
このクーパー靭帯は、激しい運動などで切れたり伸びたりすることがあります。一度切れたり伸びきってしまったクーパー靭帯は、もとに戻ることはありません。
これが、胸が垂れる原因になりますので、クーパー靭帯を守ることが胸の形を保つためには重要なポイントとなるのです。
そのためには、運動時にスポーツブラを付けるなど、できるだけ胸を激しく揺らさないような工夫が大切です。
2.広背筋を意識する
どんなにきれいな胸の形をしていても、姿勢が悪いとその形がわかりにくいですし、どうしても形が崩れていってしまいます。
姿勢よくバストアップを図るなら、背中部分にある広背筋という筋肉を鍛えるのがオススメ。
この筋肉は、バストアップに関係していると言われているのですが、鍛えることで自然と正しい姿勢を維持できる筋肉でもあります。
簡単な方法として、後ろ手でボールを持ち、そのまま肩甲骨を引き寄せるように、腕を上に上げるような動きをしてみましょう。
背中の筋肉は、日常生活で固くなりがちなので、あまり無理をしないで行うようにしましょう。
美乳の定義は人によって異なりますが、形の良い胸を保つことが、大きな鍵を握っているといえます。
今日から美乳を意識した生活を始めてみてはいかがでしょうか。
(enJOY Complex編集部)