囲み目メイクは逆効果!? 「余白」であなたの目を引き立てる!

雑誌やテレビなどでも、目を大きく強調して見せることがもてはやされている昨今、目の小ささをコンプレックスに感じている人は少なくありません。

とりわけ女性にとっては気になる点なのではないでしょうか。

しかし、アイメイクに気合いを入れすぎるとかえって逆効果になることがあります。

目を大きく見せたいという気持ちで、アイライナーや濃い色のシャドウで目を強調する囲み目メイクをしていませんか?
もしかしたら、そのメイクが逆効果になっているかもしれません。

画像出典:morgueFile

なぜ囲み目メイクはダメなのか?

数年前から流行している囲み目メイク。
確かに目を「強調」するためには有効な方法です。スモーキーな目元には確かに独特の雰囲気がありますよね。

ですが、以下のようなデメリットもあるので注意が必要です。

1.かえって目が小さく見える

もともとメイクとは目の錯覚を利用したもの。囲み目メイクは目のフレームをはっきりと決めてしまうので、全体のバランスから見て、本来のバランスよりも小さく見せてしまうことがあります。

2.怖くみえてしまう

目を強調するということは必要以上に迫力が出るということ。
ダークなアイカラーでぐるっと囲んでしまうと、かわいらしさや自然な表情というのが出なくなってしまいます。

3.トレンド感が出せない

囲み目メイクがピークだったのは、実は今より数年も前のことなのです。既にアイメイクのトレンドはよりナチュラルにシフトしてきています。
ヘアスタイルや服の流行に合わず、ちぐはぐな印象になっているかもしれません。

「余白」を残したメイクで、印象的な美人目に

では、どのようなアイメイクがいいのか、ご紹介しましょう。

キーワードは「余白」。服のコーディネートで抜け感、こなれ感を出すとおしゃれに見えるのと同じく、メイクでも抜く部分を作ることが大切です。

目のすべてを囲んでしまうのではなく、全体はナチュラルに抑え、部分的に強調する。
あえて余白を残すことで逆に広がりが生まれ、印象的な美しい目を作ることができるのです。

テクニックいらず! 余白を活かすメイクの方法

使うのはいつものアイメイクと同じアイテムです。
まず、手持ちのアイシャドウの中で一番ナチュラルなカラーをアイホールに塗ります。色を乗せるというよりも、質感を大切にするイメージで塗り広げましょう。

次に、アイライナーを引きます。ペンシルでもリキッドでも、使い慣れたものを使用してください。
まつげの隙間を丁寧に埋め、上まぶたのできるだけキワに引きましょう。

ただし、ラインは極細で! 目尻のラインは自分の目の形に合わせて3〜5mm長めに。若干太くなっても大丈夫です。
下まぶたのラインは目尻側3分の1にとどめましょう。

重要なのはアイシャドウの締め色の乗せ方です。目頭側には乗せず、目の中央から目尻にかけて、横に伸ばすようなイメージで広げてください。
斜め上方向、真横など広げる方向によって、与えたい印象を調整することができます。

メインカラーを、締め色をぼかすようなじませたらマスカラを塗って完成です。
マスカラにもダマのないように! まつげを1本ずつ美しく際立たせるように仕上げてください。

おわりに

今までのメイクよりかなり物足りなく感じるのではないでしょうか。
しかし、他人は目というパーツだけでなく、顔全体、体全体を見ています。

メイクしている本人は鏡に近い状態でしか見ないため気づきにくいのですが、余白を残し、広がりを持たせたアイメイクをすることで、目のフレームだけが顔から浮くこともなく、かえってあなたの良さを際立たせることができるのです。
余白を残すという考え方さえマスターすれば、あなたの普段のメイクに合わせて自由にアレンジ可能です!

あなたの目はあなただけの個性。
自分の魅力を引き出すメイクで、印象美人を目指していきましょう。

(enJOY Complex編集部)

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