スーパーフードって何?ダイエットに役立つ話題の商材

ココナッツオイル

スーパーフードとは、「一般的な食品よりも栄養成分の含有量が格段に高く、少量でも体に有効な栄養成分が摂取できる食材」ということで、1980年頃から欧米で注目されるようになりました。最近では日本でもスーパーフードを使ったスイーツやスムージーなどを目にすることが増え、すでに取り入れている人も多いのではないでしょうか。
一般的な食品に比べて、ビタミンやミネラル、その他必須栄養素を豊富に含む美容・健康食品と言えるスーパーフードですが、ダイエットをしている人に向いているものはあるのでしょうか?デトックスや抗酸化作用など、美容健康を気遣う人にとって嬉しい効果の多いスーパーフードですが、今回はダイエットに適したスーパーフードをご紹介します。

チアシード

食物繊維とグルコマンナンの働きで体内をキレイにしてくれるのが「チアシード」です。チアシードは南米原産の植物で、見た目はゴマのような小さなタネの形状をしています。このチアシードの1番の特徴は、水分を吸収すると膨らむことです。水を含んだチアシードは、種の周りが透明なゼリー状になり、約10~14倍の量に膨らみます。このゼリー状の部分は、こんにゃくにも含まれるグルコマンナンという成分で、食物繊維が豊富なことから、腸内の不要な物を絡め取り、体の外に排出してくれます。水分と一緒に膨らみカロリーも少ないので、ダイエットしたい方は食事の前に摂取することで満腹感が得られ、自然に食事の量を抑えることが出来ますよ。
そしてチアシードは、食物繊維や満腹感を得られるだけでなく、体に必要な栄養素も豊富に含んでいます。現代人が不足しているオメガ3や、タンパク質、カルシウムやマグネシウムなどのミネラルを少量で摂取出来るので、美容やアンチエイジング効果にも優れています。
チアシードをダイエット目的で使う際のポイントは、必ず水分に浸してから取り入れることです。スムージーやヨーグルトに入れて、またはアーモンドミルクやココナッツミルクに浸し、はちみつやメープルシロップをかけるとプディングのようで美味しいですよ。

ココナッツオイル

少し前にココナッツオイルの健康効果が話題となり、今では日本でも良く見かけるココナッツオイル。食用はもちろん、化粧品にも使われている程、世界中から美容健康効果が注目されているオイルの1つです。「油」であるココナッツオイルがダイエットに良いとされているのは少し意外かもしれません。
ココナッツオイルは長鎖脂肪酸が多い他の油と比べて、中鎖脂肪酸を豊富に含みます。長鎖脂肪酸は体内に入ると、脂肪組織や肝臓に運ばれて、必要に応じて使われます。そのため余った分は貯蔵され、これが体脂肪として体に蓄えられていきます。
それに比べて、ココナッツオイルの中鎖脂肪酸は、消化するための消化酵素を必要とせずすぐに肝臓に運ばれます。そして脳や体のエネルギーとして速やかに使われ、体に蓄積しにくい油と言われているのです。
また、ココナッツオイルは悪玉コレステロールを減らし、善玉のコレステロールを増やすため、コレステロール値を下げてくれます。生活習慣病やメタボが気になる人にもお勧めですね。
その上、ココナッツオイルに含まれるラウリン酸は腸内環境を整え、便通を良くする効果、抗菌作用や免疫力を高める効果もあります。
普段料理やお菓子作りなどに使うオイルをココナッツオイルに変えたり、温かいコーヒーなどの飲み物に入れて摂取すると、効率よく働くエネルギーと栄養を摂ることができます。
しかし体に良いといっても油なので、摂りすぎはNGです。1日小さじ2〜3杯を目安にしましょう。

最後に

たくさんの種類があるスーパーフード、今回はダイエット向けにお勧めの2種類をご紹介しました。今回ご紹介したのはほんの一部で、まだまだ魅力的なスーパーフードがたくさんあります。皆さんのライフスタイルに合わせて、スーパーフードを取り入れてみて下さい。

(enJOY Complex編集部)

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