実は間違い!?オイルは美肌づくりの強い味方

肌荒れの時にオイルなんて飲んだら、肌がべとべとになって余計に悲惨なことになりそう! と思うかもしれませんが、実この「オイルを飲む」という方法は立派な美容法。

なぜ「オイルを飲む」と肌にいいのか、またどんなオイルを選べば肌に効果があるのかなど、オイルについてのあれこれをご紹介します。


画像出典:Dreamstime.com

飲むオイルは「オリーブオイル」と「ココナッツオイル」

「オイルを飲む」美容法で、どんなオイルを選べばいいのかというと「オリーブオイル」です。
特に、「エクストラ・バージンオイル」がお勧め。

エクストラ・バージンオイルの中には、オレオカンタールという抗炎症作用のある成分が入っているため、肌荒れ時の肌の炎症を抑えてくれる効果が期待できるのです。

また、エクストラ・バージンオイルはポリフェノールも豊富で、抗酸化作用が高いことでも知られています。
肌を傷つける活性酸素の影響からも、肌を守ってくれる効果が期待できます。

オイルを飲む美容法で、もうひとつお勧めしたいのが「ココナッツオイル」。
ココナッツオイルにはラウリン酸という、免疫力を高めてくれる成分が入っています。
このラウリン酸は母乳にも多く含まれ、赤ちゃんの体を守る働きをしています。

肌荒れ中は、免疫力が下がっていることも多いもの。
ココナッツオイルには免疫力を高めてくれるだけでなく、ビタミンEによる抗酸化作用もあるため、肌が弱っている時にお勧めなのです。

「オイル」を飲めば、便秘に効く

このオイルを飲む美容法は、「便秘解消法」としても紹介されることがあります。
オリーブオイルに含まれるオレイン酸が腸を刺激してくれるという理由と、オイルが排せつ物に混ざることによって排出しやすくなるというのがその理由です。

便秘が起こると、腸内にたまった便から有害物質が体内に再吸収されてしまい、それが全身に行き渡るため、肌にも悪影響を及ぼします。
また、便秘が続くことで自律神経のバランスが乱れやすくなり、肌のターンオーバーにも悪影響を及ぼすことがあります。

便秘を改善してくれるということは、イコール「肌荒れの元を退治してくれる」ということ。
肌荒れと共に便秘が気になっているなら、オイルを飲めばまさに一石二鳥の効果が得られるのです。

どのくらい飲めばいい?

単純に肌荒れを改善する程度なら、オリーブオイルの場合は一日に大さじ1杯程度、ココナッツオイルは一日大さじ2杯ほどがお勧めです。
便秘が気になる時は、一日にオリーブオイルを大さじ2杯に。

ただしオリーブオイルはカロリーが高く、ココナッツオイルの場合は心臓病のリスクを高める危険性があると言われています。
普段、オリーブオイルやココナッツオイルを使って調理することが多いなら、飲む量も意識的に減らすか、オイルは食事と一緒に摂る程度にとどめるようにしましょう。

また、オリーブオイルやココナッツオイルにアレルギーを持っている場合は、肌荒れがさらに進行する恐れもあるため、必ず少量で試して、自分に合うかどうかを確かめてから飲むようにしてくださいね。

肌荒れ中は「油っぽい食事は厳禁!」だと思い込みがちですが、肌荒れ中にこそオイルの力を十分に活用できることがあります。
普段の肌荒れ対策で十分に効果がでない時は、オリーブオイルやココナッツオイルの力も試してみてください。

(enJOY Complex編集部)

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