口がいつも乾いている人は老けやすい! ドライマウスの改善方法

最近、若い人に増えているドライマウス。笑うと上唇が歯にくっついて降りてこない、話している時に口からクチャクチャと音がする、口が渇いて飲み物がいつも手放せない、などの症状に覚えはありませんか?

気が付いたらいつも口が開いているという人も要注意。口呼吸はドライマウスの最大の原因とも言われています。

画像出典:Dreamstime.com

なぜドライマウスは老ける?

口が渇くくらいで老けやすいなんてオーバーだ。そう思っていませんか?

しかし、口が渇くのは唾液の分泌が少なくなっているため。
唾液が少ないと、健康上でも色々と問題が起きて来ます。

・ウイルスを撃退できず、風邪やインフルエンザにかかりやすくなる
・食べ物を飲み込みにくくなり、食事量が落ちる
・水分を摂りすぎて胃酸が薄まり、消化力が落ちる

唾液が少ない時には、免疫力がも低下している恐れがあります。
喉の粘膜も弱くなっているので、ウイルスが侵入してきた時に撃退する力が弱まり、季節に関わらず風邪をひきやすくなります。

そんな状態で、食事量が減ったり消化が落ちたりすると、体力そのものが奪われて、若さを維持することができなくなって行くのです。

また、気遣いないうちに口が開いていてドライマウスになっている人は、アゴの筋肉が弱いタイプ。
筋肉を鍛えておかないと、口まわりから顔の肉が垂れ始め、見た目もかなり老けやすくなってしまいます。

今すぐ始めるドライマウス改善法

ドライマウスによる老けを防ぐには、一日も早く改善対策を始めることです。
口の中の状態に合わせて行える、簡単ケアをご紹介しましょう。

◆口の中がネバつくタイプのドライマウスにはうがいがオススメ

水でこまめにうがいをするだけでも改善されますが、市販薬でも販売されている重曹入りのうがい薬が良い効果が期待できます。
保湿成分であるヒアルロン酸が配合されたものなどもありますから、効果を実感できる方を選びましょう。

◆口の中がカサつく、ザラつくタイプには保湿剤がオススメ

口の中の乾燥が気になる時には、唾液に代わって舌や口腔内を保護してくれる保湿剤がオススメです。
スプレータイプのものなら、シュッと一吹きするだけで潤いが持続します。

◆湿度を保ち、きちんと唇を閉めて若さをキープ! 

口の中の湿度を保ったら、次は意識して唇を閉めるように気をつけましょう。
口が開いてしまえば、せっかく保湿してもすぐに乾いてしまうのでケアの意味がなくなってしまいます。

しかも、常に口が開いてしまう人は、唇やアゴの筋肉がたるむため、物を噛む力も弱まります。
硬いものを噛めなくなると、一気に体や脳の老化が進むのでとても危険。

意識しなくても閉じていられるように、口まわりの筋肉を鍛えましょう。

唇を鍛えるには、小さなペットボトルに20~30ミリの水を入れて、ヒモで飲み口を縛り、そのヒモをくわえて持ち上げ、20秒以上キープする練習が効果的です。

◆改善が見られなければ病院へ

上記の方法で改善が見られない場合は、全身が乾燥するシェーグレン症候群や、糖尿病などの病気が原因でドライマウスになっている場合があります。
一度病院へ行って相談する方が良いでしょう。

(enJOY Complex編集部)

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